【はじめての不妊治療】通院頻度はどれくらい?タイミング法・人工授精(IUI)の流れまとめ
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タイミング法・人工授精(IUI)の通院頻度はどれくらい?
「不妊治療で通院することに決めたけど、結局どのくらい通院するの?まず回数だけでも知りたい…!」
「OK!この記事では“初診〜タイミング法・人工授精(IUI)まで”の通院回数を最初にまとめておくね。全体像が分かると、不妊治療の計画が立てやすくなるわ。」
| 項目 | 通院回数の目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 初診〜一通りの検査 | 2〜4回 | ホルモン採血・エコー・卵管造影など |
| タイミング法 | 3〜4回 | 排卵前後で連日通院の可能性あり |
| 人工授精(IUI) | 3〜5回 | 排卵予測+当日の人工授精 |
| 男性パートナー | 必要時 | 人工授精当日に採精の協力が必須 |
POINT
- 「1周期」とは、生理開始日を1日目とし、次の生理が来る前日までの期間のこと(目安は25〜35日)。
- 不妊治療はこの生理周期(特に排卵)に合わせて進むため、診察日は「生理◯日目」と表現されます。
- 排卵は一般的に生理開始から約14日前後で起こり、この前後に通院が集中しやすくなります。
- 排卵が早まったり遅れたりすると、診察日程も変動しやすいのが特徴です。
「通院回数の“目安”が分かるだけで、治療の流れがぐっとイメージしやすくなるよね。このあとは少し詳しく見ていきましょう。」
初診〜不妊に関する検査を受ける場合の通院頻度は?
| 検査名 | 受けるタイミング | 目的 |
|---|---|---|
| ホルモン採血 | 生理3日目(初診時) | 卵巣機能(AMH以外)・ホルモンバランスを見る |
| 経腟エコー | 生理3日目/排卵前 | 卵胞の数・子宮内膜をチェック |
| 子宮卵管造影(HSG) | 生理終了後7〜10日目 | 卵管の通り・子宮の形を確認 |
| フーナーテスト | 排卵前(12〜14日目) | 精子が子宮内に進めているかを見る |
| 子宮鏡検査 | 生理終了直後〜排卵前(6〜10日目) | 子宮内ポリープ・癒着・形の異常を確認 |
※検査の実施有無・日程は病院により異なります。
「こうして表で見ると、検査ごとに“受けられる日”が違うんだね。」
「そうなの。検査は身体のリズムに合わせて行うから、受診する日によってできる内容が変わるの。スケジュールは医師が一緒に組んでくれるから、心配しすぎなくて大丈夫だよ。」
タイミング法の通院回数は?何回通う?
「タイミング法って、1周期に何回くらい通院するの?仕事と両立できるか心配で…!」
「大丈夫。タイミング法の通院回数は“だいたい3〜4回”。排卵日の予測が必要だから、排卵前後に集中して通院するイメージね。」
CHECK LIST
- 通院回数:1周期あたり3〜4回
- 目的:排卵日を正確に予測してタイミングを指導するため
- 排卵前後がポイント:12〜16日目あたりに診察が集中しやすい
- 排卵のズレ:早まる・遅れると通院回数が増えることも
- 初診の方:子宮卵管造影(HSG)やフーナーテストなど検査があれば別途通院あり
POINT
- タイミング法は、自然妊娠と同じ仕組みで妊娠を目指す治療。
- そのため最も大切なのは、排卵日の“正確な予測”。
- 排卵が早い・遅いと診察日がズレるため、予定が立てにくい。
タイミング法|1周期の通院スケジュール(例:28日周期)
| 日数 | 内容 |
|---|---|
| ① 生理開始から5日以内 | 卵巣内に残っている卵胞の数や子宮内膜の状態を確認 |
| ② 生理開始から10〜12日目 | 卵胞チェック(エコー)/排卵日の予測開始 |
| ③ 生理開始から12〜14日目 | 再診:卵胞サイズが20mm前後か確認。タイミング指導 |
| ④ 生理開始から14〜15日目 | 必要に応じて追加診察(排卵直前かチェック) |
| ⑤ 生理開始から16日目 | 排卵後の確認(省略される病院もあり) |
※スケジュールは一例です。病院の方針・生理周期・排卵タイミングによって変わります。
「排卵のタイミングに合わせるから、回数が増えたり減ったりするんだね…!」
「そうなの。だから“3〜4回”はあくまで目安。排卵がズレやすい人は少し増えるし、安定している人は少なめで済むこともあるわ。」
POINT
- 仕事との両立が難しく感じる人が多いのは、この排卵日中心の変動が原因。
- 生理周期が規則的だと、通院スケジュールが立てやすくなる。
- 排卵誘発剤を使う場合は、卵胞の成長スピードが速くなるため診察が増えることもある。
人工授精(IUI)の通院回数と当日の流れ
「人工授精って、1周期に何回くらい通うの?それに、当日の流れが全然イメージできなくて…!」
「大丈夫よ。人工授精(IUI)は“排卵のタイミングに合わせておこなう治療”だから、通院日は排卵に合わせて決まるの。タイミング法の延長のようなイメージよ。まずは全体像から見ていきましょう!」
CHECK LIST
- 通院回数:1周期で3〜5回が目安
- 排卵チェック:排卵直前〜直後の診察が中心
- 当日の流れ:採精 → 洗浄濃縮 → 人工授精(IUI) → 数分休憩
- 男性の協力:人工授精(IUI)では必ず採精が必要。院内採精のクリニックもあれば、自宅採精を提出できるクリニックもある
- 排卵のズレ:早まる・遅れると来院日が前後する
POINT
- 人工授精(IUI)は、精子を直接子宮内に届ける治療。性交のタイミングに左右されないのがメリット。
- 排卵の直前がベストタイミングのため、排卵予測の診察がとても重要。
- 男性の採精は、当日が必須。凍結精子を使う場合は条件が異なる。
- 人工授精(IUI)は、午前中の時間指定で実施するクリニックが多い。スケジュール調整を。
人工授精(IUI)|1周期の通院スケジュール(例:28日周期)
| 日数 | 内容 |
|---|---|
| ① 生理開始から5日以内 | 卵巣内に残っている卵胞の数や子宮内膜の状態を確認 |
| ② 生理開始から10〜12日目 | エコーで卵胞チェック(排卵日の予測開始) |
| ③ 生理開始から12〜14日目 | 再診:卵胞が18〜20mm前後か確認し、人工授精日を決定 |
| ④ 生理開始から13〜15日目 |
人工授精(IUI)実施日 ・男性の採精(院内 or 自宅提出) ・予約時間にクリニックへ(午前中が多い) ・精子の洗浄・濃縮処理(30〜60分) ・細いカテーテルで子宮内に精子を注入 ・数分間の安静で終了 |
| ⑤ 生理開始から16日前後 | 排卵後の状態チェック(省略される病院もあり) |
※スケジュールは一例です。病院の方針・生理周期・排卵タイミングによって変わります。
「人工授精って“注入して終わり”なのかと思ってたけど、精子の洗浄とか準備もあるんだね…!」
「そうなの。採精から処理まで時間がかかるから、予約時間の確認は必須よ。特に“自宅採精OKかどうか”はクリニックごとに違うから注意が必要ね。」
POINT
- 人工授精当日は、禁欲期間(2〜5日)が指定されることがある。
- 自宅採精の場合は、提出までの時間に制限があります。(クリニックにより大きく異なるため必ず確認を)
- 人工授精(IUI)は、クリニックが指定した時間に行われます(午前中に実施するところが多い)。
- 人工授精当日は、基本的に普段どおりの生活でOKです。シャワーは問題なく、湯船は控えるよう案内されることもあります。
- 激しい運動や過度の飲酒は避けましょう(指示はクリニックによって異なるため、念のため確認を)。
- 1周期での妊娠率は約5〜8%と言われ、目安は3〜6周期のトライ。
男性パートナーが“来院する日”と“関わる場面”
「不妊治療って女性の通院が中心なイメージだけど、結局男性はいつ通院するの?」
「男性側に明らかな原因がない場合でも、人工授精(IUI)では“採精の協力”が必ず必要になります。採精方法はクリニックによって
『院内のみ』『自宅採精も可』『自宅提出は時間制限つき』など大きく違うため、あらかじめ確認しておくと安心です。」
『院内のみ』『自宅採精も可』『自宅提出は時間制限つき』など大きく違うため、あらかじめ確認しておくと安心です。」
CHECK LIST
- 検査:精液検査や感染症検査など(初診〜早期に1〜2回実施)
- 人工授精(IUI):当日朝に採精が必要(院内 or 自宅で提出)
- 仕事調整:出張や飲み会などスケジュールに気を付ける
POINT
- 不妊治療は“男女の治療”。男性が必要な日は限られているが、とても重要。
- 採精は病院が指定する時間に合わせて準備する必要がある。
- 人工授精は男女ともスケジュール調整は必須、前日からリラックスを心がけて。
男性パートナーが“来院する日”と“関わる場面”まとめ(人工授精(IUI)/検査)
| タイミング | 男性の協力内容 | 補足 |
|---|---|---|
| 初診〜早い段階 | 精液検査(1〜2回) | 事前予約が必要なことが多い |
| 人工授精(IUI)当日 |
採精(院内 or 自宅提出) → 精子洗浄後、人工授精を実施 |
提出時間が指定される/当日のみ対応必須 |
| その他 | 必要に応じて性感染症検査など | 初回の一度でOKのことが多い |
※病院により採精方法・提出方法が異なる場合があります。
「人工授精(IUI)当日は夫の採精も必要だから、仕事の予定も早めに共有しておくのが大事なんだね。」
「人工授精(IUI)は“排卵のタイミング”に合わせて行うから、どうしても前後数日は候補になるの。通院が近づいてきたら、医師に大まかな予測を聞いておくと予定が立てやすいよ。夫婦でその数日だけ予定をゆるめておくと安心ですね。」
POINT
- 人工授精(IUI)当日の採精は時間指定があることが多いので、事前に夫婦で共有しておくとスムーズ。
- 精液検査は治療初期に一度しっかり受けると後がラク。
- 男性側の協力日は全行程の中で数日だけ。逆に重要度は高い。
不妊治療と仕事の両立(スケジュール調整のコツ)
「通院回数が多い時期って、仕事とどう両立するの…?排卵に合わせての通院だと、職場に迷惑をかけちゃいそうで不安…。」
「大丈夫。不妊治療と仕事の両立は大変だけど“コツを押さえれば”両立できるわ。みんなが実際に使ってるスケジュール調整術をまとめるね。」
CHECK LIST
- 排卵前後は通院が集中するため、繁忙期を避けたスケジュール調整が有効
- 午前休・時差出勤の活用で仕事を休まず通えることが多い
- オンライン業務や在宅勤務がある会社は強い味方
- 人工授精は病院に時間を指定されることもあるため、スケジュール調整必須
POINT
不妊治療は“予測しづらい”タイミングがあるのが特徴。
だからこそ、前もって調整する仕組み作りが仕事継続の最大のコツです。
仕事が休めない?調整する方法
| 方法 | 具体的なやり方 | メリット |
|---|---|---|
| ① 時差出勤・午前休を活用 | 通院は朝イチに行き、終わり次第出勤するスタイル | 業務に大きく影響せず、上司にも説明しやすい |
| ② 予定が読みにくい日は“会議ブロック” | 排卵前後は会議予定を入れずにブロックしておく | 急な通院になっても迷惑がかかりにくい |
| ③ 上司への“ざっくり説明”だけにする | 「通院が必要な時期がある」とだけ伝え、詳細は伏せる | 治療内容を共有せずに調整しやすい |
| ④ 在宅勤務を有効活用 | 通院日をあらかじめ在宅日に回す | 移動時間が減り、待ち時間にも仕事ができる |
| ⑤ 待ち時間を“仕事時間”に変える | PC持ち込み/スマホで作業/メール返信など | 時間のロスが減り、精神的にも楽 |
| ⑥ 土日診療のあるクリニックを選ぶ | 排卵検査・人工授精(IUI)を週末に合わせられることも | 仕事との両立がしやすい |
| ⑦ 男性の協力日は先に共有 | 人工授精(IUI)当日の採精が必要なため、夫婦で予定を共有しておく | 直前のスケジュール調整がスムーズになる |
| ⑧ 不妊治療連絡カードを活用する | 厚生労働省の「不妊治療連絡カード」を使い、必要な配慮だけ会社に伝える | 治療内容を知られずに配慮を依頼でき、説明負担が減る |
※会社の制度によって使える調整方法は異なります。
POINT
- 厚生労働省の「不妊治療連絡カード(両立支援カード)」は、仕事との両立を助ける公式フォーマット。
- 必要に応じて、医療機関名・医師氏名の記入及び捺印をクリニックに依頼しよう。
- 口頭説明の負担が減り、上司・人事との共有もスムーズに。
- 治療開始前・配慮をお願いしたいとき・異動や上司変更時に便利。
「事務系や接客業とか職種によって調整の難しさは違うけど、不妊治療連絡カードがあるとすごく助かりそう…!」
「そうなの。仕事の調整が難しいときは、一度使える制度を確認してみてね。“言いづらさ”を減らすためのツールだから、遠慮せず活用しよう。」
POINT
- 不妊治療は“予測しづらい”部分があるのが仕様。自分を責めないこと。
- 事前に調整できるほど、通院ストレスは軽くなる。
- 上司への説明は“抽象度高め”でOK。無理に詳細を言う必要はない。
- 調整が難しいときは、不妊治療連絡カードの活用が有効。
まとめ:治療ごとの通院回数を知ると不安が減る
「初診〜タイミング法・人工授精(IUI)までの“どこが通院のピークなのか”が分かっただけで気持ちがラクになったよ。最初は“どれくらい行けばいいの?”ってすごく不安だったけど、表で見ると安心したかも。」
「そうなの。それぞれの治療で“通院が集中する時期”は違うから、最初に全体像をつかんでおくと予定が立てやすくなるわ。」
通院回数のポイントまとめ
- 初診〜検査:1周期あたり2〜4回(ホルモン採血・エコー・卵管造影など)
- タイミング法:1周期あたり3〜4回(排卵前後に集中)
- 人工授精(IUI):1周期あたり3〜5回(当日の採精が必要)
- 男性の協力日:人工授精(IUI)当日の採精は必須
「不妊治療は“何をするか分からない”時が一番しんどいもの。通院の目安がわかれば、不安はぐっと減るわ。あなたのペースで、無理なく進めていきましょうね。」
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※本情報は参考情報であり、個別の診断・治療を目的としたものではありません。
