不妊治療で120万円かかった我が家。還付金・給付金で実際いくら戻ってきた?
不妊治療で120万円かかった。我が家の最終的な自己負担はいくら?

1年間で約120万円でした。
でも、実際に最終的に自己負担した金額は、
これより少なくなりました。なぜなら戻ってくるお金があるからです。」
こちらの記事では、
不妊治療と生活費を含めた「1年間の家計簿」を公開しました。
そこでは、
- 不妊治療と生活費で1年どれくらいの出費があったか
- ステップアップする程、費用の負担が増える現実
- 治療がうまくいかない程、サプリ代が地味に痛い
という「かかった金額」を、そのまま載せています。
ただし、不妊治療のお金は
「かかった金額=最終的な自己負担額」ではありません。
あとから戻ってくるお金があるからね。」
今回の記事では、
「実際にどんな制度が使えて、いくら戻ってきたのか」
そして、
最終的な自己負担額はいくらだったのか
を、家計簿ベースで整理していきます。
「結局、いくら払うことになるの?」と不安な人にとって、
現実をイメージするための材料になればうれしいです。
いくら治療費が戻るかは個人差がある
正直いちばん知りたいのは、
結局いくら戻ってきたのか なんだよね。」
我が家は以下の制度をフル活用したの。使用した制度の“全体像”からまとめるね。」
-
Q. 不妊治療で、実際に使えた給付金や補助は?
A. 我が家の場合、以下の制度を利用できました。
・医療保険(入院・手術給付)
・先進医療特約
・自治体の不妊治療助成金
・会社の福利厚生(医療費補助)
・付加給付
・(高額療養費制度)
※使える制度は、加入している保険や勤務先、自治体によって異なります。 -
Q. これらは、誰でも同じように使えるの?
A. いいえ。
全員が同じ金額・同じ制度を使えるわけではありません。
加入している医療保険の内容、先進医療特約の有無、
住んでいる自治体や会社の制度によって、
「戻ってくる金額」には大きな差がでます。
制度ごとに「いくら戻ったのか」
を、順番に見ていこう。」
不妊治療でいくら費用が戻ってきたか

| 項目 | 戻ってきた金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 医療保険給付金 | -204,000円 | 申請後、約1週間ほどで振り込み |
| 先進医療給付金 | -403,000円 |
私の加入保険では診断書が必要。 病院に書いてもらうまでに約2ヶ月待ち。 |
| 付加給付 | -327,700円 |
健康保険組合からの還付。 該当月から約3ヶ月後に振り込み。 |
| 行政助成金 | -150,000円 |
1回の治療が終了後に申請。 振り込みまで1〜2ヶ月ほど。 |
| 会社の福利厚生 | -201,500円 |
領収書をもとに会社へ提出。 振り込みまで1〜2ヶ月ほど。 |
| 診断書発行料 | +33,700円 |
診断書の実費。 思っていたより高かった。 |
| 合計 | -1,252,500円 |
医療保険・先進医療特約・付加給付・ 行政助成金・会社補助をすべて反映した金額 |
※給付金や助成金は、治療費を支払った直後に戻ってくるわけではありません。
申請から振り込みまでに数週間〜数ヶ月かかる場合があり、
一時的にまとまった金額を立て替える必要がある点には注意が必要です。
※戻ってくる金額には個人差があります。必ずこ自身で加入している内容をご確認ください。
ただし、これらはすべて申請が必要で、振り込みまでには数週間〜数ヶ月のタイムラグがありました。」
『条件がそろえば不妊治療が実質無料になるケース』だったってことね。医療保険や先進医療特約、会社の制度次第で差が出そうだから、
不妊治療を始める前に一度全部確認した方がよさそうね。」
全員が同じ結果になるわけではない点は、必ず押さえておいてね。」
同じように自己負担を減らすために確認すべきポイント
Maiさんとまったく同じように戻ってくるとは限らないよね?」
戻ってくる金額は、人によって本当に差が出るよ。」
不妊治療で自己負担をどこまで減らせるかは、
治療内容よりも「使える制度が何か」で決まる部分が大きく、不妊治療を開始する前に確認することが大切です。
最低限チェックしておきたい項目
-
医療保険
入院・手術給付が出るか/先進医療特約が付いているか
→ 保険証券・保険会社のマイページで確認 -
健康保険組合(付加給付)
高額療養費+αの還付があるか
→ 健康保険組合の公式サイトを確認 -
自治体の不妊治療助成金
対象年齢・回数・金額
→ 市区町村の公式サイトで確認 -
会社の福利厚生
医療費補助・不妊治療補助制度の有無
→ 就業規則/人事・総務に確認
これらを治療を始める前〜初期の段階で把握しておくだけで、
「想定外にお金がきつい」という状況をかなり減らせます。
注意点|給付金はすぐに戻ってくるわけではない
お金はすぐ戻るわけじゃないんだよね?」
最初は全額立て替えになるケースがほとんど。」
実際の流れは、こんな感じです。
- ① 病院で治療費を支払う(数十万単位になることも)
- ② 治療終了後に各制度へ申請
- ③ 数週間〜数ヶ月後に振り込み
特に、採卵・先進医療・体外受精が重なる時期は、
一時的に家計の負担がかなり重くなります。
だからこそ、
- クレジットカードの限度額
- 一時的に立て替えられる貯蓄
- どの制度がいつ頃振り込まれるか
を事前に把握しておくことが、とても重要だと感じました。
実際にやっていた家計管理の工夫
我が家では、不妊治療を始めたタイミングで、
「治療費がいくらかかっているのか」を
常に把握できるようにしていました。
- 支払いはクレジットカードで一元管理
- 月別に「不妊治療費だけ」を切り出して確認
- 給付金が入ったら、あとから差し引いて把握
細かく節約するというより、
「今、どのくらい立て替えているか」を
見失わないことを重視していました。
実際の家計簿や月ごとの動きについては、
前回の記事で詳しくまとめています。
この記事を書いた人
この記事は、妊活ガイド ライター/リサーチ担当のMaiが執筆しました。
自身の妊活・不妊治療の経験をもとに、妊活中に直面しやすい
「お金」「保険」「仕事」といった現実的な不安について、
リサーチと実体験の両面からまとめています。
Mai(ライター・リサーチ担当)
妊活ガイド ライター/リサーチ担当
治療歴:複数の婦人科治療を経験、夫側因子を伴う
妊活方法:タイミング法 → 人工授精 → 体外受精

妊活中、原因がひとつではない現実と向き合う中で、
「なんでうまくいかないのかわからない」という不安を、
何度も感じてきました。
自分の身体のこと、検査の意味、数値の見方、治療の選択肢――。
調べても調べても、難しい言葉ばかりで混乱した経験から、
専門用語を“生活の言葉”に翻訳することを
大切にして記事を書いています。
「妊活って、いつから何をすればいいの?」
「この検査は、何のためにやるの?」
そんな疑問に、
自分の体験と調査を重ねながら、
“初めての妊活でも迷わない道しるべ”になる記事を
目指しています。