この記事でわかること
- タイミング法はどれくらい続けるべきかの目安
- 妊娠しないときに考えたい3つの判断ポイント
- 迷いや不安を整理できる「受診チェックリスト」
- 病院ではどんな検査やステップがあるの?
- タイミング法の次に進む選択肢
Contents
「そろそろ次のステップ?」タイミング法を見直すタイミングとは
「少しずつ勉強してきたタイミング法も慣れてきた気がする!」
「それはよかったです!タイミング法のリズムが整ってきたら、次は「いつまで続ければいい?」っていう疑問が出てくるかも。」
タイミング法って、いつまで続ければいいの?
「タイミング法って、どのくらい続ければいいんだろう?目安ってあるのかな?」
「なかなかうまくいかないと不安になりますよね。「タイミング法は〇ヶ月まで」という明確な期限はないんだけど、医学的には半年〜1年がひとつの目安とされているのよ。」
「思ってたより早い…!それって、どうしてなの?」
「年齢や体調によっても違うけど、*自然妊娠の確率は1周期あたり5〜20%*と意外と低め。特に30代以降は確率が下がる傾向があるから、早めに次のステップを考えるのも大事なの。」
妊娠しないときに考えたい3つの判断ポイント
「でも、病院ってやっぱりハードル高いなあ。」
「不妊かもしれないと思って病院に行くのは誰でも勇気がいることです。私は一年妊活してできなくてそれから病院に行くまで半年も悩みましたから。でも今はもっと早く行けばよかった!って思っていますよ。病院に行くことで身体について知れることがとても多かったからです。」
「確かに。よくわからないまま不安を抱えているより、病院にアドバイスをもらった方が気持ちも楽になるかも。」
「そうなんです。妊活は孤独な戦いですからね…。実際どんなポイントで病院に行ったらいいか一緒に確認してみましょう!」
▼妊娠しないときの3つの判断ポイント
-
1
半年以上タイミング法を続けているのに妊娠しない
排卵や受精に何か原因があるかもしれない。
-
2
生理周期が不安定/排卵日がつかめない
排卵障害やホルモンバランスの乱れの可能性も。
-
3
パートナーの健康や精子の状態が気になる
男性側の要因も約半数にあるから、ふたりで向き合うことが大切。
「最近は男性側にも原因があるってよく聞くわ!職場の男性も病院に通っていたって話を聞いて、ちょっとびっくりした!」
「そうなんですよ。妊娠って女性だけの問題に見えがちだけど、実は男性が原因のケースも全体の半分くらいあるっていわれているんです。だから、ふたりで一緒に確認していくことがとても大切なんです。」
「そう考えると、私ばかりが頑張らなきゃって思っていたけど…ちょっと肩の力が抜けたかも。」
「うんうん。妊活はどうしても孤独になりやすいから、一緒に歩んでいくものだって思えるだけでも、気持ちがずいぶん変わりますよね。」
病院に行く前に|セルフチェックリスト
「それでも「病院に行こう!」って決めるの、ちょっと勇気いるなあ。」
「そうだよね。でも、こんな人は無理せず一度相談してみるのが◎だよ。以下のチェックリストを使って、今の気持ちを整理してみて。」
▼ 受診を考えるセルフチェックリスト
- ☑️ 半年以上タイミングを取っているが妊娠していない
- ☑️ 排卵日がわからない/基礎体温がガタガタ
- ☑️ 生理周期が25日未満、または35日以上
- ☑️ 35歳以上である(男女どちらか)
- ☑️ 精子検査を受けたことがない
- ☑️ 不妊治療に抵抗がありすぎて行動できない
- ☑️ SNSやネットで情報収集ばかりして疲れている
→2つ以上当てはまる人は、そろそろ病院相談を考える時期かも?
「…あれ?私、3つも当てはまってるかも…」
「当てはまるなら『ちょっと相談してみようかな』っていう気持ちで病院に相談に行くことが次のステップかもしれないわね。」
「たしかに、病院ってすごく大げさなことって思ってたけど…“確認しに行く”くらいの気持ちでもいいのかも。」
「うん、それくらいの感覚で大丈夫。ちゃんと話を聞いてくれる場所があるって知ってるだけでも、安心できますからね。」
病院では何をするの?次のステップをのぞいてみよう
「病院に行ったら、すぐ不妊治療が始まっちゃうのかな?ちょっとなんか怖いな。」
「緊張しますよね。まずは問診や血液検査、エコーなどで*体の状態を“見える化”*するところから始まります。初日からいきなり治療が始まるわけじゃないんですよ。」
「へぇ、まずは原因を探る感じなんだね。」
「そうそう。検査の結果を見ながら、タイミング法の継続でいいのか、他の方法も検討した方がいいのか、先生と一緒に考えていくのよ。」
「不妊治療っていきなり顕微鏡でみたいなやつかと思ってた!先生と一緒に考えられるなら少し安心かも。」
「例えばタイミング法の継続だとしても、病院で行う場合は実際にエコーで卵胞や排卵を確認したりできるので自宅で行うよりもより精度の高い妊活ができるの。」
「そういうこともできるんだ!どんなことをするか不安だったから知れてよかった。そろそろ先生のアドバイスも受けてみようと思う!」
「続ける」も「次に進む」も、まずは夫婦で話し合って
「すぐ妊娠すると思っていたから、半年妊娠できないって、ちょっと落ち込んじゃうかも…。」
「その気持ちわかるわ。毎月そわそわしてしまいますよね。
でも妊活って「がんばり続けること」じゃなくて、「今の自分を知って選択すること」だと思うの。」
でも妊活って「がんばり続けること」じゃなくて、「今の自分を知って選択すること」だと思うの。」
「たしかに…。ふたりで納得して選べるなら、病院に行くのも前向きなステップだね。」
「妊活は、ひとりで抱えず、“ふたりの選択”として進めていくのが大切。焦らなくて大丈夫。大切なのは、あなたたちの気持ちです。」
まとめ
まとめ
- 1.半年以上タイミング法を続けているのに妊娠しない
- 2.生理周期が不安定/排卵日がつかめない
- 3.パートナーの健康や精子の状態が気になる
- 4.35歳以上である(男女どちらか)
チェックリストに当てはまる場合は病院に相談することも視野に入れて。 専門家と一緒に進めるのも前向きなステップ。焦らずに取り組みましょうね。

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