「できない」から見えた、わたしたちの妊活
「Harukaさんって、シリンジ法を実際に使った経験があるって前にいってたよね?最初はどんな気持ちだった?」
「うん、正直、最初はすごく抵抗があったよ。『そこまでして…』って思ってた。妊活って、“自然な流れで”が理想みたいな空気あるじゃない?だから、自分から“道具を使う”ことに、どこかで罪悪感もあったの。」
「わかる…。誰にも責められてるわけじゃないのに、自分で自分を責めちゃう感じ。どうして使ってみようと思えたの?」
「きっかけは、夫が“できなくなった”から。タイミングを合わせようとするたびに、プレッシャーで身体が反応しなくなって…。私もイラだってしまって、ある夜、喧嘩になったの。“なんで私はこんなに頑張ってるのに、できないの?”って…。最低だよね、あんなこといいたくなかったのに。」
「そんな…最低なんかじゃないよ。誰でも、限界の中で必死にやってるんだもん。でも、旦那さんはどうだったの?」
「夫はしばらく私を避けていたわ。そこから、期間が開くにつれどんどん自信を失って、タイミングを取ることが怖いっていい出して…完全にできなくなった。
でも、それでも“子どもはほしい”って。だから、私の方から提案したのがシリンジ法だったの。」
でも、それでも“子どもはほしい”って。だから、私の方から提案したのがシリンジ法だったの。」
「その時、旦那さんの反応はどうだった?」
「『そんなの使うなんて、おれのプライドが傷つく』って…
たぶん彼なりの“男として”のこだわりだったんだと思う。」
たぶん彼なりの“男として”のこだわりだったんだと思う。」
「分かる…女性は割と現実的にシリンジ法を受け入れるけど、男性はなかなか受け入れるまで時間がかかる場合ありますよね。」
「ある日、夜中に喧嘩になって…
『私ばっかり頑張ってる』っていったら、彼が黙って部屋を出ていっちゃって。朝まで帰ってこなかった」
『私ばっかり頑張ってる』っていったら、彼が黙って部屋を出ていっちゃって。朝まで帰ってこなかった」
「それは、つらすぎる…。そのあと、どうなったの?」
「朝になって帰ってきた彼が『ごめん、考えてた』って。
それからは…少しずつだけど、お互いの“つらさ”を話せるようになって。
シリンジ法はその“歩み寄り”の象徴みたいな存在だった」
それからは…少しずつだけど、お互いの“つらさ”を話せるようになって。
シリンジ法はその“歩み寄り”の象徴みたいな存在だった」
「話し合いできたんだね。妊活って思っているよりずっと話し合わないといけないことが多くて本当に辛いことが多い。」
「そう。私だってシリンジを使いたいわけじゃない。でも時間も待ってくれない。だから使いたくなくても話し合うしかなくてさ。」
「二人ともえらいよ。話し合って二人でそう決められたらそれはとても価値があることだよね。」
「いや、正直すごく悩んだよ。“これって愛が冷めたってこと?”って思ったこともある。でもね、今ならいえる。
『セックスがすべてじゃない』ってこと。
私たちは今も夫婦だし、ちゃんと家族として続いてる。そう思えるまでに時間はかかったけどね。」
「すごいな…。Harukaさんの話、きっといま“自然なタイミング”がつらくて苦しんでる人に届くと思う。ありがとう、話してくれて。」
「妊活ってさ、職場で話を聞くこともあるじゃない?私は一発でできちゃってとか。」
「そうそう。それをきいてそんな簡単にできるんだーなんて思っていたらできなかった方の人間です!笑」
「だからね、いい話も辛い話もあるのが妊活だって知ってほしいんだ。そしてみんな違うの。こればっかりは仕方がないの。受け入れるまでは時間がかかったけどね。」
「妊活って本当にいろんなことを学んで受け入れて泣いて喚いて…笑だから家族としても深まる気がするし、振り返ってみると大切な時間でもありますよね。」
「そうなんですよね!なんか前より逞しくなった気がしてるの笑」
「妊活って、“こうあるべき”に縛られることが多いけど、
本当に大事なのは、“あなたたちらしい選択”をしていくことなんですよね。
シリンジ法も、その一つのやさしい選択肢として、必要な人に届いてほしいです。」
本当に大事なのは、“あなたたちらしい選択”をしていくことなんですよね。
シリンジ法も、その一つのやさしい選択肢として、必要な人に届いてほしいです。」

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